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一周忌のお供え物、お布施は?準備まとめ 

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一周忌とは

一周忌とは、故人が亡くなった満1年目の命日に行われる法要のことで、年忌法要の中で最も重要な法要です。基本的には命日当日に行うのですが、招待する親族や知人など仕事や学校の都合で平日では難しい場合、日にちをずらして都合の良い日に行われることが多いようです。ただ、日にちをずらす場合は必ず前倒し、命日の後にはしないというしきたりがあります。

遺族、親族、友人、知人など親しかった人たちが出席し、僧侶をお招きして読経して頂いた後、焼香して「お斎」と呼ばれる食事をするのが一般的です。

一周忌法要の流れ

一周忌法要の流れについて見ていきましょう。

1.僧侶入場
2.施主によるあいさつ
3.僧侶の読経
4.焼香
5.僧侶による法話
6.僧侶退場
7.施主あいさつ
8.お墓参り

お墓参りは墓地が近ければ行われますが、お墓には行かず僧侶が退場した後の施主のあいさつで法要を終了させることもあります。

また、法要が終了した後は、お斎と呼ばれる食事が招待客や僧侶に出されます。

お墓がない場合、一周忌までにお墓を建てたほうがいいの?

納骨するためのお墓が用意できていない場合は、どのタイミングでお墓を建てるべきなのか迷うこともあると思います。最も重要な法要であり、喪が開ける一周忌までにお墓を建てるべきなのでしょうか。

最近は生前にお墓を建ててしまう人も増えてきているようですが、亡くなった後で建てる人の方が圧倒的に多いですし、その時期は一周忌までに購入し建てたという人がほとんどです。納骨を四十九日や一周忌に合わせて行うことが一般的ですから、やはり目安としては一周忌までになるのでしょう。

しかし、お墓を建てる時期に決まりがあるわけではなく、予算の都合や墓地の選択などで一周忌までに間に合わないという人もいますし、必ず一周忌までに間に合わせなければならないということはないようです。

一周忌に呼ぶ人

お通夜や葬儀とは違い、一周忌は遺族や親族のほか故人の知人や友人などごく親しい人のみに出席してもらうことになります。

施主や遺族の意向によっては、知人や友人だけでなく親族も呼ばなかったり、逆に故人の会社関係の人まで呼ぶケースもあります。

一周忌の準備

一周忌の準備は手配しなければならないことが多く、数日前にバタバタと片づけられるものではありません。およそ1ヶ月前までには準備に取り掛かったほうが良いといわれていますが、どのような手配をすればよいのか、順に見ていきましょう。

日程を決める

本来なら、故人が亡くなった日から満1年目の祥月命日に一周忌法要を行いますが、その日が平日の場合は仕事や学校の都合を考えると、出席をお願いするのは難しいかもしれません。
ですから、無理に祥月命日に合わせず直前の土日祝日を選ぶことが一般的です。
一周忌法要の日をずらすなら、前倒しがならわしですから祥月命日よりも遅れることがないように日程を決めます。

会場を決める

日程が決定したら次は法要を行う場所を決めます。自宅で行うことが多いのですが、仏壇がなかったり自宅以外の場所を希望するのなら、寺院に相談し施設を借りても良いでしょう。ホテルの会場を借りるという選択もあります。一周忌法要の後でお墓参りをするのなら、墓地に近い場所にする方が都合が良いでしょう。

お寺へ連絡する

お経をあげて頂くために、お寺にも早めに連絡しておきます。菩提寺があればそちらに相談し、それがなければ葬儀や四十九日の法要でお世話に合った寺院にお願いしてみましょう。
一周忌法要を行うことと法要の日時と会場を伝え、寺院の都合を伺います。もし都合が良ければ、合わせて法要後の会食の席への同席も、可能かどうかを確認しておきましょう。

食事の手配

一周忌法要が終了した後は、お斎と呼ばれる会食の席を設けます。自宅で法要を行う場合はそのまま自宅で食事をしてもらいますが、仕出し料理等を人数分手配するか、場所を移して料亭やレストランなどで会食の席を設けても良いでしょう。
お店や会場で予約をする時は、必ず一周忌法要のお斎であることを伝えます。利用する日時と人数に予算も伝え、送迎車の利用が可能か確かめることも必要です。送迎車でのサービスがない時は、タクシーなどの手配も忘れないようにします。
また、どうしても会食をしなければいけないというわけではなく、折り詰め弁当に手頃なサイズのお酒の小瓶を付け、法要の後に渡すという方法でも大丈夫です。

引き出物を用意する

一周忌法要でも、招待客への引き出物が必要になります。香典返しの時と同様に、お菓子やお茶、海苔などの食べ物や、洗剤や石けんなどの日用品から選びましょう。
最近はあらかじめ選んだものをその場で渡すのではなく、好みに合わせて選ぶことができるカタログギフトの引き出物も人気になっています。

お布施を用意する

一周忌法要では僧侶をお招きしお経を読んでもらいますから、葬儀の時と同様にお布施も必要になります。お布施の相場は30,000円から50,000円ほどになりますが、地域によっても異なりますし分からなければ寺院に確認したり、年配の親戚や知人に相談すれば安心です。
お布施以外にも、法要会場までのお車代として5,000円から10,000円程度を用意し、会食に同席されない場合はお膳料として5,000円から10,000円程度を包みます。

供花、お供え物を用意する

故人の祭壇を飾るための供花やお供え物も用意します。花は葬儀や四十九日のように白一色にする必要がなく、淡く優しい色味の花なら大丈夫です。故人が生前好きだったお花を供えるのも良いでしょう。

一周忌へ出席する場合のマナー

一周忌法要には、お通夜や葬儀とは異なるマナーがあるのでしょうか。一周忌へ出席する場合のマナーについて説明します。

出欠連絡

一周忌法要に招かれた場合、基本的にお断りしないというのがマナーとされています。もしどうしても都合がつかないのなら、欠席する旨を早めに連絡するようにします。案内状が届いたら、なるべく早く返信するようにしましょう。

服装

一周忌法要では遺族は喪服着用が基本ですが、参列者も喪服なら間違いないでしょう。また、男性は黒のスーツに白いワイシャツ、黒いネクタイ、女性なら黒のスーツかワンピースでも大丈夫です。
「平服で」と案内状に書かれていた場合なら、男性は地味な色のダークスーツに黒いネクタイ、女性ならやはり地味な色のスーツかワンピースを着用します。もし平服でといわれ迷ってしまった場合には、施主に確認しましょう。
大人ではなく子供の場合は、施主が普段着で良いと言ってくれる場合もありますが、法要にふさわしい洋服を選んだほうが無難です。制服があればそれで出席して問題ありませんが、なければ色は黒・紺・ダークグレーなど暗めで地味なブレザーや、ワンピース、ズボンなどを選びましょう。

香典の金額は?

一周忌法要では香典ではなく「御供物料」として現金を包んでいきます。御供物料の相場は5,000円から10,000円程度ですが、故人にお世話になった人や近しいお付き合いをしていた人なら、上乗せして多く包むこともあります。
法要後の会食に招かれている場合は、さらに数千円上乗せするようにします。

一周忌の準備まとめ

一周忌の法要は本来なら故人が亡くなった日から満1年めの命日に行うのですが、出席者の都合がつきにくい平日なら、前倒しして命日前の土日祝日でかまいません。法要の日の選択は、葬儀や四十九日などに比べじっくりと準備できると思いますが、なるべく早めの準備を心がけるようにして、日時の決定も招待客・寺院双方の都合を聞いて選ぶようにしましょう。

ようやく落ち着いて一区切りを迎えることができる一周忌、葬儀の時よりも落ち着いて行動できるはずですから、しっかりと準備をしておきましょう。出席してくれた人たちにお礼を伝え、故人の思い出を出席者と語るのも、とても大切な供養になります。

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