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盆提灯はいつから飾ればいい?選び方まとめ

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なぜお盆に提灯を飾るの?

お盆になると提灯を飾ります。吊り下げるタイプや置くタイプ、絵柄の入ったものと白一色のものなど様々ですが、このお盆に飾る提灯はただの飾りだけではなく、お盆ならではの役目があります。

お盆でご先祖さまや故人の霊があの世からこの世の自宅に帰って来る時、迷わず来てもらうための目印になること、それが盆提灯の役目です。また、盆提灯を飾ることで故人の冥福を祈り、供養することにもなります。

お盆の行事や飾りは宗派によって異なることもありますが、盆提灯はどの宗派でも飾ります。ただ、地域によって飾る提灯の種類が異なるのこともあるので注意が必要ですし、新盆の場合は通常のお盆で使用する提灯とは違う、白い提灯も用意するのがならわしです。

また、地域によっては盆提灯を親族が贈るという風習もあります。盆提灯が多ければ多いほど、故人が慕われていたことの証明になると考えられていたようです。以前は新盆の時の贈答品として盆提灯が選ばれることも多かったといいますが、住宅事情により飾るスペースに余裕がなくなってきていることから、近年では贈答品として贈ることも減ってきているようです。

新盆のみに使う白提灯の場合は、親族が贈るのではなく故人の家族が用意するのがならわしです。

新盆に白提灯を飾る理由

新盆には通常のお盆の時に使用するような絵柄の入った提灯も飾りますが、新盆ならではの白提灯も必ず飾ります。これには理由がちゃんとあり、亡くなって初めて帰ってくる故人の霊のために、分かりやすい目印となる白提灯を飾るのです。

提灯はいつからいつまで飾る?

盆提灯はいつ飾り、いつ片付けたら良いのでしょうか?通常のお盆と新盆の場合の違いについても見ていきましょう。

通常のお盆

盆提灯はご先祖さまをお迎えするための目印ですから、13日迎え火として灯します。早く飾ることは問題ないので、7月にお盆の行事を行うのなら7月初めに、8月にお盆の行事を行うなら8月の初めに飾っても差し支えありません。

片付ける場合は送り盆の翌日、17日中に片付けるのが一般的です。しかし、ご先祖さまへの想いや敬いを表す意味で、17日を過ぎても飾っておくことは問題ないといわれています。

通常のお盆提灯は翌年もまた使うので、片付ける時はホコリや汚れを落としキレイにしてから分解して箱に収めます。盆提灯は天然素材である絹や木材などで作られていますから、箱に収めても虫食いや湿気による劣化が心配です。片付ける時は、箱に防虫剤や乾燥剤を入れておけば安心でしょう。

新盆の場合

新盆に使用する白提灯も、通常のお盆の時と同じように迎え火の13日には飾るようにします。ただ、新盆の白提灯は翌年も使うことはなく、お盆が終わったら燃やして処分します。

昔は送り火と一緒に燃やしたり、自宅でお焚き上げしたりして処分していましたが、最近は形式的なお焚き上げとしてほんの少しだけ燃やし、その後はしっかりと火を消して和紙や新聞紙でくるみ、ゴミとして処分することも増えてきています。

自宅での処分が難しい場合は、お寺にお願いしてお焚き上げしてもらうと良いでしょう。

盆提灯を点灯させる時間帯は?

盆提灯は基本的に夕方になってから点灯させます。日が暮れてきたころを見計らってということですが、必要があれば昼間も点灯して構いません。

昔とは違い、提灯もローソクではなく電気のあかりなので危険はありませんが、もしローソクで火を灯した時はくれぐれも用心し、点灯している間はその場を離れないようにします。もし長年使い続けている盆提灯であれば、電気灯でも事故の可能性が無いとは言えませんから、コードやコンセントをチェックすることをオススメします。

提灯を飾る場所

盆提灯はどこに飾ればよいのでしょうか?通常のお盆と新盆、飾る場所について見ていきましょう。

常のお盆

通常のお盆に飾る盆提灯は、精霊棚の前か仏壇の前を中心にして左右対称に飾ります。場所に余裕があれば一対だけでなく二対、またはそれ以上、この場合もできるだけ左右対称に飾ります。

場所に余裕がなかったり提灯がひとつだけの場合は、仏壇の横などに飾ります。飾る提灯の数には決まりがないので、ひとつでも問題ありません。

また、盆提灯には置くタイプだけでなく吊るすタイプもあります。部屋に合わせてどちらを選んでも良く、盆提灯としての役割には変わりありません。

新盆の場合

新盆には、通常のお盆に使用する絵柄の入った提灯以外の白提灯も飾ります。白提灯は仏壇の前だけでなく、玄関や縁側の軒先、部屋の窓際などに飾ります。これは初めて家に帰ってくる故人の霊のために、分かりやすく目立つ場所に飾るためです。

新盆の白提灯の場合、一対ではなくひとつあれば良いとされています。ただ、白提灯は一人につきひとつ、つまり使いまわすことはできません。使ったらその年のうち、お盆が終わったら処分します。

白提灯の処分方法

新盆に使用する白提灯は、翌年も使うのではなくお盆が終わったら処分します。しかし処分するといってもお盆の行事に使ったものですから、扱いに迷ってしまうかもしれません。白提灯の正しい処分方法について説明します。

お焚き上げ

白提灯は燃やして処分するのが正しい方法ですが、これをお焚き上げといいます。昔はお盆が終わると白提灯を自宅の庭などでお焚き上げしたり、お盆の送り火で燃やしたりして処分していました。

しかし、今は庭などで火を使うことはご近所への迷惑になり、環境への影響も問題になりますから、自宅でのお焚き上げは難しくなっています。

ですから完全に燃やしてお焚き上げしたいのなら、お寺にお願いするのがオススメですが、自分で処分したいのなら提灯の火袋(あかりが灯る部分)に少しだけ火をつけて、形だけのお焚き上げをしてからゴミとして処分すれば良いでしょう。

白い紙に包んで捨てる

いくら少しの間でも、自宅で燃やすのはちょっと…という人もいると思います。その場合は、燃やさずに白い紙に包んで処分することもできます。

まず白提灯を塩でお清めし、和紙などの白い紙で包みましょう。ゴミ袋の中で提灯であることが分かってしまうのは見苦しいので、見えないように包みます。白い紙がなければ新聞紙でも構わないといわれていますが、なるべく白い紙を使った方が気持ちよく処分できるでしょう。

自宅で形だけのお焚き上げをした場合も、すべて燃やしてしまうわけではなく残りはゴミとして処分するわけですが、やはり白い紙に包んでから処分するようにしましょう。

盆提灯を飾る時期と場所まとめ

お盆に飾る盆提灯は、ご先祖さまや故人の霊が迷わずに自宅へ帰って来れるよう目印として飾るものです。ですから飾る時期としては13日までに、迎え火として飾ります。片付けるのは送り盆の翌日の17日中ですが、それを過ぎても問題はありません。

盆提灯には置くタイプと吊るすタイプとがありますが、どちらを選んでも同じ役割をするので自宅の部屋に合わせて選ぶと良いでしょう。

新盆の場合は特別な白提灯も必ず飾りますが、飾る時期は通常のお盆提灯と一緒になります。飾り方は通常のお盆提灯は精霊棚か仏壇の前に左右対称に、一対だけでなくそれ以上飾る場合もできるだけ左右対称に飾ります。白提灯の場合はひとつのみを、玄関や縁側の軒先、部屋の窓際、仏壇の前などに吊るします。

通常のお盆提灯は翌年も使いますが、新盆の白提灯はその年のみで処分してしまいます。お焚き上げして完全に燃やして処分するのが望ましいのですが、自宅では難しいので一部のみを燃やすか、燃やさないで白い紙に包みゴミとして処分することも可能です。あるいは、お寺にお願いしお焚き上げしてもらっても良いでしょう。

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